ABVとは何か?
ABV(Alcohol By Volume)とは、液体全体の体積に占めるアルコール(エタノール)の割合をパーセントで表した数値です。例えばABV 5%のビールは、100mlの中に5mlのエタノールが含まれていることを意味します。日本国内ではアルコール度数と同義に使われます。
ABVの範囲と分類
ビールのABVは幅広く、ノンアルコールビール(0.5%未満)から超高アルコールのバーレーワインやエイスボック(12〜15%以上)まで存在します。一般的なラガーやエールは4〜6%程度、クラフトビールのIPAは5〜8%程度、インペリアル系スタイルは8〜14%程度が多く見られます。
ABV RANGES
0.5%未満ノンアルコール
3–5%セッションビール
4–6%一般的なラガー・エール
5–8%クラフトIPA
8–15%インペリアル / バーレーワイン
ABVはどう決まる?
ABVは主に麦汁の初期比重(Original Gravity)と最終比重(Final Gravity)の差によって計算されます。酵母が糖を消費してアルコールと二酸化炭素に変換するため、発酵前の糖分が多いほどアルコール度数は高くなります。高ABVのビールは長期熟成に向く傾向があります。
セッションビールとは?
近年「セッション」ビールと呼ばれる低ABV(3.5〜5%程度)のビールスタイルが人気です。複数杯飲んでも酔いすぎずに楽しめるよう設計されており、セッションIPAやセッションペールエールなどが代表例です。ABVは低くても風味や香りはフルサイズのスタイルに劣らないのが特徴です。