IBUとは何か?
IBU(International Bitterness Units)とは、ビールに含まれるイソアルファ酸の量を測定した国際的な単位です。イソアルファ酸はホップを煮沸することで生成される化合物で、ビールの苦味の主な原因となっています。1IBUは1リットルのビール中に1mgのイソアルファ酸が含まれることを意味します。
KEY NUMBERS
1 IBU1mg/L イソアルファ酸
5–20ラガー・ヴァイツェン
30–50ペールエール
60–100+IPA / インペリアル
FIG.01 — IBU BITTERNESS SCALE
10
ラガー
5–20
40
ペールエール
25–45
65
IPA
40–80+
0 — 穏やか100+ — 超苦味
IBU / BITTERNESS
IBUの数値範囲
一般的なビールのIBU範囲は以下の通りです。軽いラガーやヴァイツェンは5〜15程度で苦味がほとんどなく、ペールエールは30〜50程度でバランスの取れた苦味、IPAは40〜70以上で強烈なホップ感を楽しめます。インペリアルIPAやバーレーワインは100を超えることもあります。
IBUと実際の苦味の関係
IBUの数値が高いからといって、必ずしも口で感じる苦味が比例して強いわけではありません。ビールの残糖(甘み)やアルコール度数、使用する原材料のバランスによって、同じIBUでも感じ方は大きく変わります。例えば甘みの強いインペリアルスタウトは、数値の割に苦味を感じにくいことがあります。
ホップとIBU
IBUを決定するのは主にホップの種類と使用量、煮沸時間です。早い段階でホップを投入すると苦味成分が多く溶け込み、煮沸終了直前や発酵後(ドライホッピング)に加えると香りが際立ちます。同じホップ量でも煮沸時間が長いほどIBUは上昇します。